FAQよくある質問
- 歯がしみるのですがむし歯ですか?
- むし歯で穴が開いている場合もありますが、歯にヒビが入っていたり知覚過敏によってもしみる事があります。
- 歯の神経を取るというのはどういう事ですか?
- むし歯が進行して内部の神経にまで到達している場合、痛みが改善しない状態になっている、あるいは今後痛みが出てくると判断されれば、神経を取る治療をして痛みが出ないようにします。または、すでに神経が細菌に侵されている場合(神経が死んでいる状態)、感染が広がらないように壊死した神経を取って内部の消毒をします。
- なぜ治療に何回も通う必要があるのですか?
- 決して無駄に通院回数を増やすことはありませんが、とくに歯の神経の治療はとても手間が掛かるので、そこに差し歯を作るところまでを考えると通院が長くなることが多くなります。また保険のルールとして決まっている部分などもあります。初期の虫歯であればすぐに治りますので、定期健診や早めの受診が効果的です。
- 通院回数を少なくできますか?
- なかなか時間のとれない患者さんなど、出来るだけ通院回数が少なくなるよう心がけています。しかし、一回にまとめて出来る治療には限度がありますし、患者さんもずっと口を開けているのは大変ですので、バランスを考えながら行っています。
- 親知らずは抜いた方がいいですか?
- それぞれの状況によって判断が変わります。しっかり生えている親知らずで、きれいに管理できるのであればそのままで問題ありません。しかし親知らずはしっかり生えることが少ないので、トラブルの原因になるのであれば抜歯しておく方が望ましいです。
- 妊娠中ですが治療できますか?
- 基本的に麻酔やレントゲンは心配ないので、ほとんどの治療が出来ます。それでも影響を考えると、必要最小限の治療を基本とします。また、安定期が望ましいので、できれば妊娠5ヶ月~8ヶ月に治療を行います。妊娠中は歯周病の悪化などが起こりやすいので注意が必要です。
- 人工透析中ですが治療できますか?
- 通常の治療であれば特に問題ありません。抜歯など出血を伴う治療は透析日以外で処置を行いますが、状況に応じて病院歯科に相談をさせていただきます。
- 歯の定期検診は必要ですか?
- 毎日ていねいに歯磨きをしている方でも、どうしてもケアが十分には届かない場所があります。定期的に歯科医院でケアを受けることは、むし歯や歯周病の予防にとても大事になります。また、自分では気付かなくても、毎日使っているわけですから口の中の環境は次第に変わっていきます。以前にはみられなかった問題点が見つかれば、早めに対処することができます。
- 定期検診はどれくらいの頻度で通う必要がありますか?
- 虫歯や歯周病の状況によって変わりますが、2ヶ月~6ヶ月をお勧めしています。ライフスタイルに合わせた通いやすい間隔で構いませんので、継続したケアを行い大切な歯を守りましょう。
- 歯磨き粉は使う必要がありますか?
- 薬効成分が含まれているので効果が期待できますが、苦手であれば使わなくても大丈夫です。研磨剤が強すぎる物は、使い続けると次第に歯が削れてしまうので注意しましょう。
- なぜ歯に歯石が付くのですか?
- 歯磨きでは取り切れずに残ってしまうプラーク(細菌の塊)があると、次第に石灰化して硬くなり歯石となります。細菌の塊が歯に付いているわけですから、歯周病などに大いに悪影響があります。プラークの状態であれば歯ブラシできれいに出来ますが、歯石は歯ブラシでは取ることが出来ませんので、プロの処置が必要になります。
- PMTCとは何ですか?
- Professional Mechanical Tooth Cleaning の略で、専門家による機械的な歯面清掃のことです。自分で磨く毎日のブラッシングも大事ですが、歯磨きではとれない歯石やバイオフィルムをプロの衛生士さんがキレイにします。環境を整えて虫歯や歯周病から歯を守ります。
- タバコは歯に悪いですか?
- 歯の表面に付着するタール汚れもよくないですが、歯肉への悪影響が大きな問題です。ニコチンは毛細血管を収縮させ代謝が悪くなるので、炎症が改善しにくく歯周病が悪化します。禁煙できない方は、通常よりもしっかりケアをしなければいけません。
- シーラントとは何ですか?
- 虫歯になりやすい奥歯の溝をあらかじめフッ素入りの樹脂で埋めてしまい、汚れが付かないようにするという予防処置です。特に生え始めの時期の6歳臼歯(第1大臼歯)にお勧めします。
- 差し歯も虫歯になりますか?
- 差し歯は残っている自分の歯を利用して治療するので、管理が良くないと歯の部分はむし歯になります。また、歯ぐきが下がることで支えの金属が露出して、差し歯の根本が黒く見える場合もあります。
- 金属が気になりますが白くできますか?
- ほとんどの金属の治療は白い素材でやり直すことが出来ます。歯の部位や治療の範囲により可能な治療方法が違いますが、セラミックなどの自費診療でなく保険診療で出来る場合も多いですのでご相談下さい。
- 前歯は保険で治せますか?
- 保険診療では使用できる材料や形態が決められていますが、見える範囲(歯の表側)をちゃんと白く治すことが出来ます。しかし強度や色調、耐久性などを考えると、セラミックなどの保険外診療を検討した方が良い場合があります。
- セラミックとは何ですか
- セラミックは陶器などの総称ですが、その特徴を生かして歯科治療で使われています。透明感のある自然な白さを表現できる、吸水性がなくほとんど変色しない、汚れが付きにくいなどの特徴があります。見た目(審美性)が良いので前歯に使われることが多いですが、強い力がかかる奥歯にも、強化セラミックを使うことで金属を使わない審美的な治療ができます。
- セラミックはどのくらいもちますか?
- セラミック自体は変色や劣化の少ない素材なのですが、管理が悪ければセラミックよりも歯との境目や土台などからトラブルになります。自分の歯と同じことですが、ていねいなセルフケアと定期的なメンテナンスが長期間安定して使用するポイントです。
- すぐ歯に汚れが付いてしまうのはなぜですか?
- 歯の表面の状態や歯並びにも関係するので個人差がありますが、毎日歯を磨いていても取れない汚れが付くことがあります。特にコーヒーやタバコなどを好まれる方はどうしても着色してきます。まずはていねいに歯を磨くことですが、落ちない着色はプロの処置で落とせますのでご相談下さい。
- 黄色くなってきた歯を白くできますか?
- 歯の色は表面の着色汚れだけでなく、歯自体が加齢と共に段々黄ばんで変色してきます。歯自体の色はホワイトニングを行うことで白くすることが出来ます。ホワイトニングの方法によって効果や持続期間が変わりますので、気になる方は無料カウンセリングでご説明いたします。
- 虫歯の治療中ですがホワイトニングできますか?
- 治療する部位によりますが、ホワイトニングに関係しない部位は特に問題ありません。関連がある部位の治療は、ホワイトニングとの順序を考えながら治療を行います。注意点として、ホワイトニングで色が変わる前歯は、先に色を決めてしまうと歯が白くなった後に色が合わなくなってしまうため、ホワイトニングで白くなった後に色を合わせます。
- ホワイトニングするとずっと歯が白いですか?
- 歯は段々と黄ばんできますので、ホワイトニングした後もずっと同じ白さではありません。ホワイトニングの方法や回数、色の付きやすい嗜好品などにも関係しますが、少しずつ色戻りがみられます。しかし元の色に戻るわけではないので、一度ホワイトニングを行った後は、時々追加してあげるとまたきれいに白く戻ります。